噛むことの大切さ

噛むことの大切さ
Bite

「噛む」とは

「噛む」とは
食べ物を噛むことを「咀嚼(そしゃく)」といいます。この咀嚼という行為は、食べ物を食べるだけではなく、私たちの健康に大きく影響します。
咀嚼は食べ物の消化を助けるだけでなく、虫歯や肥満を防止し、脳を活性化させる役割もあります。普段何気なく行っている「噛む」ことは、私たちが思っている以上にとても大切な行為なのです。

こんな人にオススメです

  • こんな人にオススメです
  • 食べ物が消化できていない
  • 口臭が気になる
  • 集中力が持続しない
  • 歯磨きをしているのに虫歯になる
  • ダイエットが続かない

噛むメリット・噛まないデメリット

噛むメリット

  • 01 食べ物の消化を助ける
    噛んで食べ物を細かくすることで食べ物の表面積が大きくなり、消化がスムーズに行えます。また、咀嚼すると脳の神経が刺激され、脳から胃に胃液を分泌するよう命令し、消化を助ける働きがあります。
  • 02 虫歯・歯周病の予防
    噛むことにより唾液腺が刺激され、唾液が分泌されます。唾液には殺菌作用があるので、唾液の分泌を促すことで口内環境が正常に保たれ、虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑えることができます。
  • 03 肥満の防止
    よく噛むことで緩やかに血糖値が上昇して脳の満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防いでくれます。あまり噛まずに早食いをすると、満腹中枢が働いたときにはすでに食べ過ぎての状態になってしまうので、よく噛んでゆっくり食事を楽しみましょう。
  • 04 脳の活性化
    よく噛むことで咀嚼筋が刺激されると同時に血行が良くなり、栄養や酸素が脳に行き渡るので脳が活性化します。脳が活性化すると集中力が高まったり、バランス能力の向上から怪我の防止に繋がったり、認知症の予防にも効果的です。

噛まないデメリット

  • 01 胃腸の調子が悪くなる
    食べ物がきちんと消化されることで、私たちは栄養を吸収できます。きちんと噛まないまま飲み込んでしまうと、胃が食べ物を消化しきれずに腸に流れ、体外に排出されてしまいます。この時、胃や腸は何とか消化・吸収しようと活発に働くので、普段より負担が大きくなります。これらが原因で胃腸の調子が悪くなります。
  • 02 必要な栄養素を吸収できない
    バランスの良い食事をしているにも関わらず、貧血や肌荒れなどの症状が現れる場合、きちんと栄養素を吸収できていない可能性があります。栄養素は食べ物が消化されないと吸収できないので、よく噛んで消化を助ける必要があります。
  • 03 肥満になる
    満腹感を知らせる満腹中枢は、食べ始めてから働くまでに少し時間がかかります。あまり噛まずに食べると、満腹中枢が働くまでにかなりの量を食べてしまい、結果食べ過ぎから肥満に繋がります。
    肥満防止には、よく噛んで満腹中枢を刺激し、食べ過ぎないようにすることが効果的です。
  • 04 顔の筋肉が衰え、老けて見える
    噛むことで顎(あご)の骨や頬の筋肉が発達します。やわらかいものばかりと食べていると、使っていない骨や筋肉はどんどん衰えていきます。顔の下半分の筋肉は重力により下がりやすく、筋力が弱くなると頬や口元から首、デコルテとたるんでいき、老けて見えてしまいます。 よく噛んで筋肉を使うように意識することで、筋力の低下をある程度防ぐことができます。

噛む力を鍛えよう

現代は食文化も変化し、あまり噛まなくても飲み込めるやわらかい食べ物が増えています。しかし、このような柔らかい食品ばかりを摂取する習慣がついてしまうと、噛まないことによるさまざまな弊害に悩まされてしまいます。

まずは噛む習慣を身につけることが大切です。30回はちょっと、という人は、今より食事時間を多くとって、時間をかけて食べるだけでも変化があるでしょう。
「噛む」ことは、口内環境を整えるだけでなく、健康と命につながる大切な問題です。一度食習慣を見直し、「噛む」ことを意識してみましょう。
噛む力を鍛えよう